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2010年10月30日土曜日

下心と英語能力の向上は共生できるか!?(インドネシアでの体験記)

だいぶ久しぶりの更新となりました。




が、このブログは書きたいときに書く(書ける余裕があるときに書く)、がモットーなのでよしとします。


さて、先週と今週はわたくしほとんど海外にいました。10月16日から22日まではインドネシア。25日から28日まではコリア。ともにアスベスト関連の出張です。

インドネシアはアスベスト禁止の国際ネットワークと労働災害の世界会議。コリアは現地で新たなアスベスト被害者支援組織が設立され、その設立総会と被害者交流会、アスベスト鉱山見学をしました。



インドネシアでは自身初の英語でのプレゼン(10分程度)とはじめて異国人と英語をつかってコミュニケーションをとりました。ちなみに中学・高校と私の英語の点数は平均20点。英検5級を取得しているだけですから、その実力たるや惨憺たるものです。

しかし、インドネシア・バンドンのホテルにつくなり、さっそく韓国やら香港の参加者と夕食を食べたのですが、なんと私と同行していた同じ職場の事務局長が日本語を遮断し、私を英語地獄へと落としました。その夕食で私は実質的に人生初の英語での日常会話をすることになり、その相手をしてくれたのがコリアから来ていた40代半ばの悪性腹膜中皮腫の女性患者です。



彼女も十分に英語を使える状態ではないので互いに英語の練習相手のような関係になりました(といっても、彼女のほうが私より多くの語彙力があります)。

翌日も会議はすべて英語、お昼ごはんのときも海外のメンバーと食事をともにし、一切日本語はつかいませんでした。ここではっきり言っておきますが、私に同行した事務局長はあえて私からとおざかり一緒に食事などしませんでした。私の英語の初プレゼンはインドネシア3日目の会議終了間際におこなわれましたが、その前後など、「あと数日間どうやってこの環境ですごそうかなぁ・・・。うわぁ~〇〇さん(事務局長)わざと離れてるわぁ(苦笑)・・・あぁ絶望・・・」といった感覚でしたw



英語のプレゼンは、私の英語能力相応に素人の感覚がでまくっていたようですが、


そうです!

プレゼンが終わった3日目の夜から私は積極的に英語を使うようになったのです!

理由は単純で、その日の夕食にニュージーランドから来ていた綺麗なお姉さんと夕食のテーブルが一緒になり、ものすごく興奮してきて、「こりゃ、どんどん会話せなあかんやろ~」という思いが出てきました。

インドネシアの国際会議がよかったのは、若い女性が10人以上いたことです。特に香港、韓国などから若い方が来ていて、不肖澤田としてはそんなことでテンションが高めになっていました。おそらく、若い女性がまったくいなかったら「もう来年の国際会議はぜったいにこない!」と思っていたと思います。

またこのようなことを書くと、「お前は何をしに国際会議にいっているんだ!」と怒られるかもしれないですが、でも私の正直な感覚なので後世のためにできるだけ感じたことを正確に記しておきます(思うことがあるひとは、なんなりとご意見をどうぞ)。



そこから多少仲良くなった女性には「ユーアーベリービューティフル」(あなたとてもきれいですね、のつもり)ということを私の会話の基本として、突き進んでいきました。まぁ、相手も私の雰囲気から存分に冗談が含まれていることを理解して、適当に相手をしてもらっていた感じでしょうか。

そんなこんなでインドネシアの国際会議は若い女性と会話できることにウキウキしながら(若い女性と話したいから無理にでも英語をつかっていた、という具合です)、「ぜったいにまた参加しよう!もっと海外にいきたい!」と思って終えることができました。

ひとまずここで区切り、コリア訪問の話と例のコリアの中皮腫女性患者との出会いの話を次回はします。


追伸

数ヶ月前、英語を覚えるには外国の彼女をつくるのがいい、と事務局長からいわれましたが、その言葉の重みを新ためて感じました。

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