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2010年7月13日火曜日

バングラ調査日記4

ごめんなさい!

以下のメモでブログ書こうと思っていたらもう帰国w
とりあえずメモをアップです!

昨日は午前中に二つの解鉄作業現場を見学し、午後に事業者やマスコミと懇談をしました。



午前中に訪れた二つ目の現場には「asbesto」という倉庫があり。



午後の懇談では現場にマスコミがいれてくれないということでいいあいになっていました。



夜はチョドリ家(チョドリ先生と言って、今回の調査のコーディネートをしてくださった先生)でご飯。とても口に合う料理でした。





現地時間7月13日 午前8時50分

日本時間 同上   午前11時50分

2010年7月12日月曜日

バングラ調査3

バングラデシュ・チッタゴンなう!現地時間7月12日、午前7時57分。



昨日は調査1日目でしたが、午前中に解鉄工場(船舶の解体作業場)の現場視察をおこない、午後は雨が降ってきたので予定していた船舶解体に伴って発生した廃品を売っている露店とスラムの視察は延期に。代わりに「アーロン」という現地NGOが経営しているフェアトレードのショッピングセンターでお買い物をしました。



午前中の見学では、作業員の方は作業用マスクをしている人がいたり、ゴーグルもしっかりしていて、「この国にしては安全対策をそこそこしているんやなぁ~」という印象を持ちました。私はビデオ係なのであまり詳しく話を聞けませんでしたが、朝になって同行者に話を聞いたら昨日は比較的優遇されている労働者しかおらず、もっと作業環境が劣悪な労働者がいるようです。どうりで写真は撮れないと聞いていたのに撮れたわけです。向こうの経営者にとっても安全対策をしっかりしているというアピールになるという思いも少なからずあったようです。



現場視察の後は経営者の方と懇談。懇談終了後はチッタゴンの市街に戻り、昼食は午後2時すぎに。「中華料理風ビュッフェ」でした。

昼食後、アーロンにて買い物。買い物後にホテルに戻り、一日の予定は終わりでした。



夜はゲストハウスの近くにあるクラブハウスで食事だったのですが、ここがなんとも服装に厳しい。
サンダルはダメ。半ズボンもダメ。いろいろ主観的な基準が多いようで、私はスニーカーチックなこじゃれた靴を履いていたのですが、それもダメで、九部丈という少し変わったパンツをはいていたのですが、それもダメでした。靴は準備していただいて、パンツは腰パンでずりおろしましたw
ずりおろしたらシャツをズボンに入れろといわれてあえなく腰パンは断念。できるだけ目立たないようにズボンはおろしておきました。

なんとも基準がわからないですが、そんな一日でございました。

2010年7月10日土曜日

バングラデシュ調査日記2 バングラデシュ到着!

いま、現地の時間で7月10日の午後6時22分。日本時間でいうと午後9時22分になります。

さきほどタイのバンコク国際空港からバングラデシュのダッカへ(3時間あまり)到着し、ダッカからチッタゴン(1時間あまり)へ到着し、空港から車で40分あまりのゲストハウスへ到着しました。
長かった~w
7時からご飯です!


なんとダッカでは出国手続きに1時間40分も並んだのです。驚きと疲労感が抜群ですね。

久しぶりに来ましたが、バングラの空気感はなつかしいですね。個人的には大好きです。
相も変わらずお菓子は甘ったるい。

相も変わらず女性の働き手が少ない。同行している龍谷大の佐藤先生によれば、バングラの女性は親戚以外の男性と話すのは基本的に禁じられているそうで、私たちが町で声をかけても逃げられてしまうのではないか、ということです。

とりあえず途中経過です。

バングラデシュ・アスベスト問題調査日記1 1日目(日本ータイ・バンコク国際空港)

大変だったのです!

という前に、そもそもどのような経緯で今回の調査出発に至ったのかを説明しましょう。
立命館大学の政策科学研究科というのがあります。そこの教授の森裕之先生といって、アスベストの世界ではそれなりに名の知れた先生がいて、大阪・泉南アスベスト裁判や首都圏・建設アスベスト裁判の原告側証人として出廷されたりしています。森先生の師匠は公害問題では超一流の研究者である宮本憲一先生です。

森先生を中心に、立命館大学の政策科学研究科はアスベスト問題に取り組むチームを結成して、精力的に国内・国外へと調査へ駆け回っています。今回のバングラ調査もその一環で、これまで何度か森先生とお酒を飲む機会で私が「連れてってください!」とアピールしていたようですw(あまり記憶にはないのですが・・・)
ともあれ、そのアピールがあり、本調査へ参加のお誘いを頂き、参加の真っただ中なわけです。

さて、「大変です!」の本題です。
日本時間の7月9日です。午後4時前の新幹線に乗り、関西空港へ向かっていました。5時くらいでしょうか、新幹線に乗っていて寝ていましたがハッと目が覚めて、「あれ?パスポート持ってきていない!」と気づいたのです。もう絶望的ですよね。
ともかく降りなければと思い、名古屋で降りて、東京まで新幹線で引き返しました(当然お金もかかるのです)。東京まで戻る間に、同行者の方に連絡したり、飛行機で行けば間に合うかなもうダメかな?とか思いながら車掌さんなどのお力も借りて調べて、なんとか飛行機に乗れば間に合うとわかっても航空会社と電話がつながらなかったりでテンパっていました。なんとか飛行機はスターフライヤーの羽田―関空の最終便がとれました。

家に帰ってすぐにパスポートを取りに行き、なぜか阪神タイガースの金本ユニホームを着て羽田空港にいきました。完全にウケ狙いですね。少なくとも自己満足はしていましたw
関空へは午後11時過ぎに到着し、バンコク発の翌0時30分発の便にはなんとか間に合いました。参加者の皆様には大変ご迷惑おかけしました。
日本時間で午後6時くらいにはタイのバンコク国際空港に到着し、6時間ばかりの滞在を間もなく終え、バングラデシュのダッカへ間もな出発です!楽しみです!というか、すでに飛行機(タイ航空)の中で客室乗務員の方を観覧しながら「やっぱりタイの人もきれいやなぁ~」と思い、空港についても非日常の空間ですので色々とおもしろく感じています。
日本時間 7月10日 午前11時16分
タイ時間 7月10日 午前9時15分

2010年7月7日水曜日

映画『ザ・コーヴ』上映反対行動に感じる違和感

二日前のクローズアップ現代で「映画『ザ・コーブ』問われる“表現”」というのが放送されていました。

映画の中身は観ていないので何も言えませんが、番組ではこの映画が一方的にイルカ漁を批判し、市民団体(まぁ、右翼団体と言われるものですな。http://www.shukenkaifuku.com/)がそれに抗議しているという内容。

でもなんか笑ってしまいますねw
だってNHK自らが数年前に従軍慰安婦の番組制作に関して自民党の安倍と中川から意見されて削ってしまった部分があるのですからね。なんか、お前らが「問われる表現」とかいうテーマでできるの?って思ってしまう。

で、私としては番組に出演していたゲストの意見に賛成で、公に公開させて「議論する」ことが大切だと思っています。臭いものにはふたをして的なやり方は個人的には好きではなく、可能な限りオープンにすることが社会にとってプラスに働くと思っています。

ところで、私が良くわからないのは右翼団体の存在で、上映予定の映画館の前で上映中止を求める抗議活動や上映館の責任者の自宅にまでいって抗議するといった行為。ちなみに私も抗議行動は頻繁にしていますので抗議行動自体は否定しません(それも一つの非暴力による表現ですからね)が、市民団体と言われていた団体の名前が「主権回復を目指す会」にしては「敵が違うのではないか?」という率直な思い。

主権回復をしたいなら、北朝鮮とか韓国にブーブー言ってないで、標的は間違いなく「アメリカ政府」やないですか!
この映画に関して「太地の漁民をいじめるな」とかを掲げているようですが、これまでに一度でも基地問題で「沖縄県民をいじめるな」と主張したことあるのですかね?
まさか犠牲は必要などと、他国にドシっと占領されている状況を傍観するような考えは毛頭ないと期待を寄せたいところですが、この間の右翼の主張を聞いていると、なんとも腰ぬけがすぎます(こんなこと書いて抗議に来られたりしてw そうなってら私も一人前)。

時間があったら映画も観にいきたいですね。
ところで上映館は現在のところ六つの映画館だけのようです。その中に私が関西での生活時にこよなく愛していた京都シネマと大阪の第七芸術劇場が入っていたのはうれしい限りです。

2010年7月5日月曜日

消えた!

丹精込めて書いた土曜日の資源管理のシンポジウムの報告と昨日の高木基金の発表会の報告が投稿するときになぜか消えてしまってやる気ガタ落ちです(--〆)
そしてもう一度書く気力はなく、でもインプットという意味では消えましたが意識はして書いたのでいいといえばいいのですが・・・(このブログは人に見せるというよりインプットの役割をさせています)。
以下のメモを参考に書いたので、参考までに。

「魚が食べられなくなる?~漁業と流通、消費を問い直す~」
勝川俊雄(三重大学)
・情報収集。分析。政策設計。提言。情報公開。このバランスが大切。政策立案できるNGOが大切。いままで霞が関に○投げ。我々の側から求める。

パネルディスカッション
コーディネーター:井田徹治(共同通信)
・ステークホルダー。政治家、漁業者、官僚、消費者、研究者、市民団体、メディア
・個別漁獲枠、順応的アプローチ、予防原則、キャッチシェア、生態系アプローチ、認証、規制の強化、情報公開、研究の自由(誰でも情報に自由にアプローチできる権利)、らベリング、理解の増進、


高木基金発表会
アイリーン・美緒子・スミス
「ディベートをしっかりする」「開いた形でさまざまな団体と組む」「コスト・コストで押していく」「経済学者とタッグを組む」


これらの説明を書いて、最後に「連携」と「情報発信」に重点をおきたい、と書いたような・・・。
終わりにしますw すみません。

東京転居後、初の土日!

おはようございます!
消えたと思っていた数日前のブログを発見!とりあえずアップします。


少し東京の生活も落ち着き、今日の出勤で二日目です。



さて、昨日と一昨日は引越後、初めての土日でしたが、

土曜日はシンポジウム「魚が食べられなくなる?~漁業と流通、消費を問い直す~」に、

日曜日は「高木仁三郎基金 市民科学 研究成果発表会」にお手伝いとして参加しました。



個人的には、ゆっくり休む暇がなかったのですが、すごく元気に朝からブログを書いています。

大学時代晩年、そして就職して1年数か月はアスベストに関連のある集会にばかり参加していたので、他分野の集会は久しぶりでした。上記の二つとも参加した意義を実感し、我が学生時代は結構がむしゃらに社会問題全般の集会・講演などに参加していたことを思い出しました。やはり他分野との接点をなんでも良いから作っておくことは大切ですね。



土曜日のシンポジウムはスウェーデン環境党・欧州議会議員で『沈黙の海』の著者であるイサベラ・ロヴィーンさんも来日してEUの水産資源問題の枯渇について講演されました。

私が印象に残っているのは勝川俊雄(三重大学)さんが「情報収集・分析・政策設計・提言・情報公開。このバランスが大切。政策立案できるNGOが大切。いままで霞が関にまる投げしてきた。我々の側から求めることが大切」と言っていたこと。

またパネルディスカッションではコーディネーターの井田徹治(共同通信)さんが問題を考える際に「ステークホルダーである政治家、漁業者、官僚、消費者、研究者、市民団体、メディアの動きに注目する」ことを提起していた。井田さんの言葉では他に「研究の自由」(誰でも情報に自由にアプローチできる権利)という言葉が印象的でした。

シンポジウムについては以下のサイトを参照ください。

http://www.parc-jp.org/index.html





私が上記の問題意識で何を考えたのかと言うと、アスベスト問題も行政に対して「あぁせぇ、こうせぇ」と文句ばかり言わず(もちろん言うことは大切)、もう一歩踏み込んで具体的に政策案を提示することが大切ではないか、と思ったのです。

昨日の高木基金のプレゼンでも京都の学生時代にお世話になった反原発市民団体のグリーン・アクション代表のアイリーン・美緒子・スミスさんが何度も民主党議員を説得するのは「コスト・コスト」で攻めることを提起していたことも踏まえ、「相手にどれだけ具体的に数字を提示して、政策を改めさせるか」が大切になってくると実感しました。



また、アイリーンさんの活動報告を聞いていると、すごくアクティブなのです。他の発表者と比較して特筆すべきことは「海外の市民団体・メディアとの連携」です。

アイリーンさんの発表を聞いていて、「ディベートをしっかりする」「開いた形でさまざまな団体と組む」「コスト・コストで押していく」「経済学者とタッグを組む」と私のメモにはありました。



やはり、「連携」ですね。そして「情報発信」。しばらくの私の活動課題はこれらに意識を置こうと思います。

2010年7月3日土曜日

参議院選挙の投票に行ってきました!

引越などのバタバタでブログが少し滞ってしまいました。引越の前日の29日、期日前投票をしてきました。
私はてっきり東京での投票と思っていたのですが、投票の案内が引越前に届いて、何やら投票できるようでしたので投票をすることにしました。
たぶん、参院選の投票は初めてだったと思いながら、あれ?二回目かなとも思ってきましたw
たしか前回は現在みんなの党に所属している川田龍平さんの初出馬で私もそこそこ関心を持っていました。

でもたった一票の投票で、私の一票だけで何かが大きく変わるわけではないですが、投票の際はすごく緊張するものですね。「もし書き方を間違えていて無効票になったらどうしよう!」と思い、ついつい係りの人に「〇〇(候補者)さんの名前の書き方はこれでいいのですか?」と記入した投票用紙を見せて聞いたら、向こうはあわてて「すみません。私は見れないんです!」と言われてしまいましたw

私が投票した大阪選挙区は改選3に対して十名ほどの候補者が出る激戦区です。民主党から岡部マリさんという関西では有名なタレントさんが出馬していますが、ポスターのぱっと見で投票しろと言われたら間違いなく岡部さんですね。やっぱりタレントオーラはすごいなと感心しました。


でも、政策は雑ですね(民主党関係者の方みていたらごめんなさい(>_<))。私は一応、すべての候補者のホームページを拝見しましたが、岡部さんの政策提示は「やっぱり立候補させられているだけだな」というレベル。
私は特別に民主党の応援者ではないですが、民主党中心の政権でしばらく落ち着いてほしいとは思っています。ただ、この間の泉南アスベスト問題で政治との接点も多少とも持ち、どんな議員さんが一生懸命動いてくれたか、どこの政党はまったく動かなかったのかなど個人的には新鮮な発見がたくさんありました。そのような経験をもとに考えたとき、岡部さんに一票入れて当選させてもアスベストや環境問題で汗をかいてくれるかな?と考えてしまいました。
間違いなくポスターは一番いいのですがねぇ・・・・・・。


ということですが、今後も少なからず政治との接点はあるので誰に投票したとは言えませんし、岡部さんには投票していません!とも言いません(投票したとも言いませんが)。

ごく個人的な投票の話をしましたが、若い人はぜひ投票に行ったらどうでしょう。
無関心がおいおい自分の首を絞めることになりますし、私たち(今の20代)をとりまく社会情勢を作ってきたのは上の世代の責任でもあります。若い方は自分の将来のためにも、そしてより若い世代に後で文句を言われないように責任を自覚して意思表示をしましょう!

というわけで、投票の呼びかけでした。