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2010年7月5日月曜日

東京転居後、初の土日!

おはようございます!
消えたと思っていた数日前のブログを発見!とりあえずアップします。


少し東京の生活も落ち着き、今日の出勤で二日目です。



さて、昨日と一昨日は引越後、初めての土日でしたが、

土曜日はシンポジウム「魚が食べられなくなる?~漁業と流通、消費を問い直す~」に、

日曜日は「高木仁三郎基金 市民科学 研究成果発表会」にお手伝いとして参加しました。



個人的には、ゆっくり休む暇がなかったのですが、すごく元気に朝からブログを書いています。

大学時代晩年、そして就職して1年数か月はアスベストに関連のある集会にばかり参加していたので、他分野の集会は久しぶりでした。上記の二つとも参加した意義を実感し、我が学生時代は結構がむしゃらに社会問題全般の集会・講演などに参加していたことを思い出しました。やはり他分野との接点をなんでも良いから作っておくことは大切ですね。



土曜日のシンポジウムはスウェーデン環境党・欧州議会議員で『沈黙の海』の著者であるイサベラ・ロヴィーンさんも来日してEUの水産資源問題の枯渇について講演されました。

私が印象に残っているのは勝川俊雄(三重大学)さんが「情報収集・分析・政策設計・提言・情報公開。このバランスが大切。政策立案できるNGOが大切。いままで霞が関にまる投げしてきた。我々の側から求めることが大切」と言っていたこと。

またパネルディスカッションではコーディネーターの井田徹治(共同通信)さんが問題を考える際に「ステークホルダーである政治家、漁業者、官僚、消費者、研究者、市民団体、メディアの動きに注目する」ことを提起していた。井田さんの言葉では他に「研究の自由」(誰でも情報に自由にアプローチできる権利)という言葉が印象的でした。

シンポジウムについては以下のサイトを参照ください。

http://www.parc-jp.org/index.html





私が上記の問題意識で何を考えたのかと言うと、アスベスト問題も行政に対して「あぁせぇ、こうせぇ」と文句ばかり言わず(もちろん言うことは大切)、もう一歩踏み込んで具体的に政策案を提示することが大切ではないか、と思ったのです。

昨日の高木基金のプレゼンでも京都の学生時代にお世話になった反原発市民団体のグリーン・アクション代表のアイリーン・美緒子・スミスさんが何度も民主党議員を説得するのは「コスト・コスト」で攻めることを提起していたことも踏まえ、「相手にどれだけ具体的に数字を提示して、政策を改めさせるか」が大切になってくると実感しました。



また、アイリーンさんの活動報告を聞いていると、すごくアクティブなのです。他の発表者と比較して特筆すべきことは「海外の市民団体・メディアとの連携」です。

アイリーンさんの発表を聞いていて、「ディベートをしっかりする」「開いた形でさまざまな団体と組む」「コスト・コストで押していく」「経済学者とタッグを組む」と私のメモにはありました。



やはり、「連携」ですね。そして「情報発信」。しばらくの私の活動課題はこれらに意識を置こうと思います。

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