よし、ここ数日、日曜日に野球をして身体を少し激しく動かした影響か、疲れ気味だったが今日は被害を伝える作業をする!そしてこれは厚生労働省や環境省の政務三役の先生にも読んでもらいたい。ちなみに大谷信盛政務官にはツイッターでフォローしてほしいと要望を出したがいまだフォローされていない(おそらく今後もないだろう)。
でもこのブログはツイッターで大谷先生と厚生労働省の山井政務官には名前をつけてツイートして案内しているので見ている可能性はある。だからいつまでも伝える!
さて、今回紹介したいのは埼玉県に住んでいるKさん。先週の木曜日にインタビューをした(アウトプットがおそい!すみません(+_+)×3)
Kさんの基本的な情報をまずは提示。
・Kさんはアスベスト被害者の遺族。被害を受けたのは旦那(1997年に死亡。享年42歳)。旦那の父(以下、義理の父)もアスベストが原因の肺がんで死亡(1983年死亡。55歳)。
・義理の父は埼玉県大宮にあった日本エタニットパイプ(株)大宮工場(現・リゾートソリューション)の従業員として20数年間働いた。
・Kさんの旦那さんにアスベストを直接扱う職歴はなし。
さて、ここでまず皆さんに第一に伝えたいのが、多くのアスベスト患者さんが頻繁に訴えている「救済格差」が生じている問題だということ。
端的に言えば、義理の父は会社も加害責任を認めて企業独自の補償をしましたが、旦那さんについては「従業員ではない」ことが理由とされ、会社から補償はありません。少し脱線すると、リゾートソリューションという企業は非常に不誠実ですね。はっきり言います!不誠実です。
何をもとにこれだけ強く言うかといえば、クボタとの対応が全然ちがいます(別にクボタが立派と言うつもりはない)。クボタは定期的にどの程度の被害者に補償をしてきたのかを社会に向けて提示しています。
一方でリゾートソリューションは2009年の9月に高松の工場(エタニットパイプは大宮の他に高松と鳥栖にも工場がありました)で生じたアスベスト被害への賠償を高松地裁で命じられ、地裁判決を原告・被告双方が受け入れました(厳密には判決に基づいた形で別途企業補償を上積みさせて双方の話し合いによって和解)。この時点で社会へ向けて一定の報告をすべきですが、2008年で報告の提示が終わっており、この件については何も触れられていません。むしろ、2008年の報告内容も調査もせずにあたかも自分たちには過失がなかったかのような内容。こういう会社は社会から見捨てられてしかるべきですね(私はアスベスト被害を出したからここで怒っているのではなく、そのことに向き合っていない姿勢を非難しています)。以下で事実確認をしていただければと思います。
リゾートソリューションのHP
http://www.resol.jp/resol/info/index.html
クボタHP
http://www.kubota.co.jp/kanren/index.html
旧エタパイじん肺訴訟
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090915000103
というような体質の会社とKさんは争っていくことになるのですが、続きはまた。

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