今日はよくいく中華料理屋さんでお昼ご飯を食べました(そんな私的な話はどうでもよいのですが)。
そこは値段も手頃でおいしく、毎日新聞が置いてあるということも私のお気に入りです。
ちなみに私は新聞を定期購読していませんし、毎日新聞に陶酔しているわけでもありません。赤旗も目を通しますし、産経新聞も読むときがあります。聖教新聞はあまりないですが。
毎日新聞に目を通していると、佐藤優さんが「異論反論 佐藤さん!鳩山さんの辞任の原因、どう見る?」「外務官僚の「クーデター」」という記事がありました。
内容を端的に言うと、鳩山前首相には官僚のトップという立場と国民の代表としての立場がある。これまで外交は官僚が主導権を握り、官僚は無知蒙昧(むちもうまい)な国民から選ばれた国会議員に任せると国益が損なわれると考える。そのような考えは官僚たちの「集合的無意識」であり、それこそが政権交代をしても官僚の決定は覆すことはできない、との官僚達から鳩山政権、そして国民に現実を突きつける象徴的な出来事であったとしています。
湯浅誠さんや、あるいはさまざまなブログなどで一方的な鳩山批判をすべきではないというメッセージを込めた文章などがいくつかありますが、私も同感しています。わたしも含めて国民の多くが、そして沖縄県民のみなさんの多くが光をみつけ、期待を寄せました。普天間問題について、正直、私も残念です。が、政権のトップに私達は圧力をかけてきましたが(それ自体は民主主義の意思表示ですから問題ないと思いますが)、鳩山さんは国民からも官僚からもマスコミからも連立政権内からも、終盤は圧力をかけられ、逃げ場がなくなってしまったのかなぁ、と思うこともあります。
私達が対峙すべき相手は、本当の相手は誰なのか? そのことを意識して今後の運動を進めていきたいところです。
ところで、毎日新聞の社会面には冤罪の可能性がある痴漢事件が記事になっていました。犯人とされた青年は自殺し、いま母親が必死に無罪を訴えているようです。お母さんの年齢が53歳と私の母親とあまり年齢が変らないので、なんとも感慨深いものがあります。
一人ひとりが頑張って弱い立場の人を一人でも楽にする、そしてお互いに支え合う。そんな社会のより豊かな実現に向けて頑張っていきたいです。

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